お客様各位
【9月14日:今朝の状况】
※為替(ドル/円):1ドル=110円01銭【07:04現在】
※N.Y.ダウ: 34,869(+261)
※銅LMEセツルメント($/t)
①午前売: 9627(+112)
②午後売: 9491
※ COMEX当限セツル($/ポンド、銅以外は$/トロイオンス)
③銅: 4.3635(-0.0845)
④金: 1792(+2.4)
※WTI原油先物($/bbl)
⑤原油:70.45(+0.73)
※本日時点予想計算値:国内銅建値(/kg)
①ロンドン午前:1110円
②ロンドン午後:1090円
③N.Y. : 1110円
※ニューヨーク為替引値(円)
109.98-110.01(0.05円安-0.07円安)
【9月13日:昨日の状況】
※国内銅建値1110円(9月13日より+40円)
《中国向け銅スクラップの価格》
※現在、中国向けに輸出されている銅スクラップを、
勝手に二種類に分けた場合【Aグループ】ピカ線・
赤ナゲット・上銅の量は多くなく、【Bグループ】
一号銅・雑ナゲット・込銅(山行き二号)などが中心
だと思われます。
※日本の財務省輸出統計ではそこまで細分化されない
ので、実際のところは分からないのですが、一般的に
【Aグループ】の価格は、日本のメーカーに比べて
安い為、輸出向け数量は限定的だと思われます。
※実際、弊社及び関連会社、恒吉(こうきち:
ハンジー・ジャパン)で輸出してる荷物は
【Bグループ】が中心です。
※問題は価格の理屈です。
※例えば日本国内銅系メーカーの購入単価(/kg)
を、仮に、赤ナゲット=1,000円、雑なゲット=920
円とします。価格差は80円。
※同様に、中国向け輸出の単価で、雑ナゲット=930
円だとしても、赤ナゲットが1,010円になるわけでは
ありません。価格差は異なります。
※下手すると、中国向けの赤ナゲットは1000円
以下、990円だったり、980円だったりで、そもそも
計算方法が、日本メーカーと全く異なります(特に
中国輸入時の税金が複雑)。
※仕入先のお客様からすると「なんで(雑ナゲットに
比べ)赤ナゲットの買値がそんなに安いんだ!」と
思われるやもしれませんが意味のない議論です。
中国国内マーケットは、最初からLMEにリンクして
おらず、全く別物と考えるべきでしょう。
おまけ:先日、北京政府が中国版ツイッター微博
(ウェイボー)から、韓国アイドルグループBTSの
アカウントを使用禁止としました。
中国は、このような言論統制をするような国であり、
銅価格が国際マーケットと異なることくらい
ナンチャないわけですよ。
https://news.yahoo.co.jp/byline/nishiokashoji/20210908-00257173
※雑線(ヤード持込):【9月13日現在】
【1】ワイヤーハーネス:390円前後
【2】雑線エフケーブル(VVF):350円前後
【3】雑線・一般(42ー43%):320円前後
【4】雑線B :220-240円
【5】家電線:付き物を取り売買可
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:大口=約10トン単位の価格を基準としています。
以上